羅臼に向かう途中に、羅臼湖に行ける入口のバス停があります。

パーキングがないので、バスで乗降しなくてはいけないのですが、
チビバイクを端っこに置かせてもらい、少し歩いてみることにしました。
事前にネットで調べてみたところ、羅臼湖までの道はぬかるんでいるところが多いので、
必ず長靴を履き、自然を破壊しないよう道以外の場所を歩いてはいけないとのことでした。
登山靴を履いていましたが、せっかく持ってきたゲーターをキャンプ場に忘れてきてしまいました。
バス停から入口に到着して、行けるところまで歩いてみようということに・・・

しかーし、
入り口から2メートルくらい歩いたところで、もうぬかるみが現れてしまいました><;

ぬかるんだ道の先を見ましたが、その先もずーっと同じような状態が続いているようです。
道を外れて脇の草地を踏んではいけないので、
これでは登山靴もパンツも泥で汚れてしまうので、潔く断念・・・
ウトロのネイチャーセンターで500円で長靴の貸し出しがあったとのことですが、
今から戻るのも時間がかかってしまうので、素晴らしいお天気の中歩けるのを楽しみにしていましたが、
仕方ないですね・・・

また、バス停に戻ることとなりました。
羅臼湖まではかなり時間がかかるのですが、
それまでにいくつかの沼があり、特に三の沼がとても美しいとのことで、
そこまで行きたいなぁと思っていました。
もし行けたら、こんな絶景が見れるとのこと。

(ネットからお借りしました)
今後もし来れたら、ちゃんとバスに乗って長靴を履いて歩きに行きますね♪
そして、またバイクに乗って次に向かったのが、
「 熊の湯 」

パーキングには数台の車が駐車されておりました。
露天風呂の写真は、他の方も入ってみえたので撮れませんでしたが、
脱衣所には、お風呂を利用する際の注意事項がたくさん書かれており、
きちんと読んでから入らせていただきました。

お風呂のお湯はかなり熱いと聞いていたのですが、
お隣のキャンプ場を利用されている子供さんを連れた方が入っていて、
かなりお水でぬるめておられたようで、私にはちょうど良いお湯加減でした♪
とてもいいお湯!
一度は入りたかったので、とてもいい思い出になりました♪
熊の湯の向かい側にはキャンプ場があるので、どんな感じか歩いて見に行きました。

ネットで調べて写真を見た時には、山の中で少し暗い感じがしていたのですが、
とてもきれいに区画されていて、いい感じのキャンプ場でした♪

そして、9時半ごろに羅臼の道の駅に到着。
本日の夕食は、ここの海鮮を買ってキャンプ場で食べることにしていたので、
まずは道の駅へと入り、お店周りをしました。
海鮮問屋さんが二店舗あって、まずは一店舗目でカニを試食させていただきました~♪

お店のご主人が、1万5千円と書いてあるカニの足をザクザクとはさみで切って
お客さんに振る舞っておられ、私たちもウニを乗せたカニさんをいただいてしまいましたぁ♪
超旨い!!!!!

そして、もう一店舗にも寄って、そちらでもカニさんを試食~♪
また帰りに寄りますと言って、二階のレストランへ。
朝早くご飯を食べたし、今から行く方向にはお店もないように思えたので、
少し早いお昼ご飯を食べることにして、
いただいたのが、羅臼昆布ラーメンの塩味。
これがめちゃくちゃ美味しかったぁ♪毎日でも食べれそう~(笑)

昆布のお出しがとっても効いていて、麺にも昆布が入っていて少し緑色をしていました。
ラーメン、お土産に買うの忘れたぁ・・・・><;
そして、ここで翌日の月曜日に宿泊するお宿に電話をしました。
実は、知床に来たら必ずお世話になる「 ロッジ風景画 」さんに空いているか聞いたところ、
男性の相部屋で一つしかベッドが空いていないとの返答でした。
北海道に到着してからは、どんなお天気か、計画をしていてもいつどこでどんな変更をしないといけないか
まったく見当がつかないし、そんな気ままな旅を今回選んで走って来たので
予約はせずに風景画のホームページを毎回チェックしていていて、✖印だったらとっくに諦めていたのですが、
泊まりたい日がずーっと△印だったので
空室がひとつくらいあるんだなぁと勘違いをしていました。
夏休みなのに空いているなんて思っていたほうが甘かったのですが、楽しみにしていたお宿での
一泊は夢に終わってしまいました。
しばらくショックから立ち直れずに、ぼーっと考え込んでしまいましたが、
こればかりは仕方ないからと、
明日のお宿の事はまたあとで考えることとし、目的地へと走ることに~
ここ羅臼からは走ったことのない道を走ります。
まずは、「 知床世界遺産ルサフィールドハウス 」 に寄りました。

こちらの施設では、知床峠や知床岳などを登山したり、シーカヤックなどを利用する時の
ルールやマナーや情報を提供してくれる場所。
また、知床の自然の素晴らしさを教えてくれる所です♪
施設の中は、とても綺麗で楽しく学べるよう工夫されていました~♪

二階には様々な双眼鏡が置かれていて、遥か彼方の沖まで見えるようになっていました。
クジラが見れたら嬉しいですよね♪

ハウスの周りは、お花でいっぱい♪

そして、今度は 「 セセキ温泉 」 を見に。

満潮時には海没してしまうことで有名な温泉ですよね。
私は、「北の国から」を見ていたので、この羅臼には絶対に来たいと思っていました。
純が入った温泉ですからね。
でも、相方さんはドラマを見ていなかったようで、そんな話をしてもチンプンカンプンでしたぁ><;
そして、「 相泊温泉 」 へ。

こちらも熊の湯と同じ無料の露天風呂で、入ってみたかった温泉の一つでした!
ちょうど愛知県ナンバーのハーレー乗りさんたちが温泉から出てこられた所で、
「お隣の県ですね~♪」なんて声を掛け合ったりなんかして~

さっそく入りに海岸へと下ります。

砂利を掘って木枠で囲った湯船が設置されていて、強風や台風で破壊されたり
湯船全体が埋まることもあって、夏場しか入浴できないし入浴可能日が不定期で
今回は問題なく入浴できるとのことで良かったです♪

湯船から撮った風景♪

海岸には、羅臼昆布がゆらゆら~

この日、二つ目の温泉を堪能しましたぁ♪
そして、まだまだ半島の先まで走って、本当の車道の行き止まりまで。

ここから半島の先に登山する人たちは、荷物を背負って歩いていくんですね。
私たちも、少し歩いて奥の方へと行ってみました。


しばらくは、昆布の漁師さんたちの作業場や干された昆布が並んでいます。


どこまで歩いても、こんな感じが続きました・・・

半島の先へは、体が半分海に入ったり、崖っぷちを登ったりと超上級者で
体力に自信のある人たちのみが行ける場所のようです。
ある程度歩いて、納得して、またバイクのある場所まで戻ることに。
山側には、たくさんのお花が咲いていました~♪


知床半島を相泊まで走って、先端までは行けないものの、最果て感を満喫して、
また来た道をしっかりと心に残しながら走り、午後2時頃に羅臼の道の駅まで戻りました。
そこで、夕食の高級食材を購入し、予定では3時ごろに羅臼を出発しようかと言っていたのですが、
峠の方を見ると、どんより雲で山々が見えなくなっていたので、
少し早めにウトロに戻ることになりました。
帰り道の知床横断道路は、観光バスの後ろになってしまい、気持ちよく走ることが出来ず、
くねくね道の中、唯一の短い直線で相方さんがバスを追い越したものの、
私までは追い越せず、知床峠で待ってもらうようにインカムで話して、私はずーっとバスの後ろで
ソロツーリング~♪
行き道のような晴天ではありませんでしたが、知床峠をソロで走ったことは感慨深いものとなりました♪
そして、知床峠で待っていた相方さんとウトロへと下りました~
しか~し、
ウトロに降りてきて振り返ったら、なんと知床連山がまた朝のように雲一つなく
聳えていたんです!!!
予定通りの時間に帰ってきていたら、また絶景の中を走って来れたのに~と思うと、
もう一度走りに行きたくなり、相方さんに言ってみたものの、
相方さんの頭の中には、すでにキャンプ場で一杯飲むことしかなかったようで・・・
「もう一回走ったで、ええわ。」との返答・・・
切り替えが早い・・・><;
セコマでビールやらチューハイや買い出しをして、キャンプ場に戻ったのでした。
早いお昼ご飯だったからと、4時半でしたが夕食の準備~
明日からの計画を立て直す話ですが、
気になっていたお天気、どうも翌日の夜から翌々日の朝にかけて、北海道、特に道東に
雨が降るようで、出来れば早めに道東を離れた方がいいと判断をしました。
風景画に空室があれば宿泊していて、その翌日は雨でどこにも走れなかったかもしれないと
思うと、宿泊できなかったことは反対に良かったのかもしれないと思いました。
今夜が道東の最後の夜となり、高級食材で乾杯♪
カニさんの足一本を買って、食べやすいように切ってもらいました♪

ホタテは二枚買って、焼いて醤油を少し落として~

セコマのウインナー♪

そして、生うにぃ~!!!

でも、ご飯で失敗・・・セコマでパックのご飯を温めてもらってキャンプ場に帰ってきたのですが、
しばらくしたら、ご飯粒が乾燥していてカピカピに固まってしまっていて・・・・
仕方なくお鍋で少しお水を足して煮直して、何とか柔らかくしました・・・
でも、ウニはとっても美味しく、ウニ丼がようやく食べられました~♪

美味しい食事の後は、
夕日が沈む前に、相方さんがチェーンのお掃除をしてくれてました。

シールドやライトや、あちこちにへばりついた虫の掃除もしましたよ~!
そして、この日は雲があって海に沈むまでは見えませんでしたが、
知床の最後の美しい夕陽を見ることが出来ました♪

夕陽が沈んだら、また温泉に入りに行き、
キャンプ場に帰って来ると、
相方さんは、お隣でキャンプしているハーレー乗りさんのハーレーを起こしていたとのこと。
実は、温泉に行っている間に、同じくキャンプに来ていた車がバックした時に
バイクに気が付かず、当ててしまって倒れたとのこと。
そして、そのお隣に置いてあった奥さんのトライアンフも扱けてしまったようです。
でも、どちらも良い方みたいでお話もこじれずに終わったようで~
翌朝、バイクを起こす手伝いをした相方さんにお礼も言いに来てくださってました。
バイクは、少し損傷はあったようですが、運転には支障なかったようです。
旅にはいろんなハプニングが起こるものですが、
旅が楽しく終わる様に、
私たちも気を付けて、旅をしないといけないなって、気の引き締まる思いでした・・・
つづく・・・
ご訪問ありがとうございます♪

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