悲劇は三日目に起こりました~長野・角蔵山登山
- 2013/05/31(Fri) -
もう二週間も前の旅のつづきです。

5月17日2日目、京ヶ倉登山を終えて、この日のお宿、今回で四回目となる

奥山田温泉「満山荘」へと車を走らせます。

まだ時間も少しあり、小布施に寄り、いつもの酒蔵に行ってから、

小布施ワイナリーに寄ることにしました。ここは今回初めてお邪魔しました。

ちょっと判りにくい場所にあったので、道を間違えたりなんかしましたが、

無事到着。

蔵の中がお店になっており、とてもお洒落な雰囲気でした。





店内は、あいにくと撮影禁止とのことで写真はありませんが、

試飲もいろいろ出来て、相方さんは飲みたいところですが、運転なので

仕方なく!?私が試飲(弱いくせに飲まなくてもいいんだよぉ

して、フルボトルを購入。ほとんど相方さん用ですけどね



そして、奥山田温泉へと山道を登って行きます。

せっかくの温泉なので、なるべく早く到着したかったので、午後三時には

チェックインをしました。







お宿の部屋からは、北アルプスが美しく素晴らしく見ることが出来ます。

お宿のご主人は、まだまだもっと美しい山々が見れると言われますが、

私たちも運はいい方で、4回訪れたうちで3回この景色を見ることができました。







お部屋はこんな感じで~

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ちょっと失礼・・・なんだかだらしないですけど

この作務衣がとっても楽ちんなんですよね~♪ 窓の外の桜、わかります?
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お風呂も素敵でしょ!露天風呂もとても気持ちいいですよ~。
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メインの夕食がまた超美味で、お洒落なんです♪

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この他も揚げたての天ぷらがあったり、満足度300%のお食事でした。


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18日(土)の朝も晴天。

早くから露天風呂でまったりし、名残惜しいですが名宿を9時半頃出発し、帰途へ。

せっかくなので安曇野で美味しいお蕎麦を食べようと11時頃にお店に入ります。

今回は「百花」さんへ。

器が備前焼でいただけるので、なんだかとっても厳かな雰囲気でいただけます。





ここで、この旅が終わればよかったのですが、

この日も雲一つないだったため、もう一つ低山に登りたいなんて欲がでてしまい、

ほんの短い時間で、何処に登ろうかと二人がスマホでいろんな情報を探しながら

あーだこーだと相談しながら、見つけたのが標高1164メートルの「角蔵山」。

二人で「かくぞうじゃねぇよ!!」なんて春奈チャンの真似なんか言いながら

ネットの登山案内図を見ながら、大きなお屋敷の横を通って、登山口の手前にあるパーキングを

目指して山道を走るのでした。




普通は低山でも綿密に調べて計画し、朝早くから登り、お昼には下山を始めますが、

この日はかなり軽薄な気持ちだったと思いますが、あまりにも美しい常念岳が

近くで眺められる山とのことで、なんとかどこかの山に登りたい一心で、

登山口に到着したのが午後1時50分。

登山口の前にパーキングがあると書いてありましたが、そこまでの道がもうガタガタの

石ころがごろごろ転がっている轍のついている林道で、相方さんが「四駆しか無理や

と言い、車が置けそうな少し広い道沿いに停めて、登山口まで20分歩いたのです。



それでもって、なにやら少し気味の悪い登山口を見つけて、一瞬登るか登らないか考えましたが、

一応行けるとこまで行こうか・・・という事で登り始めます。



すぐに鳥居が見えて、この後、かなり急登をジグザグに登って行きました。

道も細く、枯れ葉がつもっていて、登山者がほとんど歩いていないなっていうのが

すぐに判りましたが、そのまま進んでいきました。

20分位で稜線に出たので、一安心。

ここからは、アップダウンはあったものの、なだらかな稜線を歩いて行くのですが、

登山道はかろうじてあるものの、人が歩いていない気配がここもあり、

私の肩くらいまである熊笹の道をストックでかき分けながらひたすら歩きました。

でも、歩いていると、木の幹に「入山禁ず」の手書きの板の看板を目にし、

「登山口では入山禁止なんて書いてなかったよなぁ」と話しながら

どうしよう、でもここまで来たんだし、ネットでも登山のブログもあったし

だけど、何か悪いことをしているような気持ちにもなりながら

稜線から歩くこと50分。午後3時前に頂上らしき場所に到着。



でも頂上から素晴らしい常念岳と安曇野の町が望めると言う話はうそ?

全然山も見えず、木々に囲まれて、それもすごく大きな看板があって

「茸山につき入山禁ず」って。

松茸が採れる山だったんですねぇ。

それだったら、登山口に書いておいてもらわないと登っちゃいますよね・・・

雪の常念岳を見れると思って登ってきた山ですが、もう3時を過ぎ、

早いとこ降りないと、何か間違いがあって暗くなってしまったら

ヘッドライトも持参していないので大変なことに。

ここで登ってきた道のほかに道らしき跡を相方さんが見つけ

道しるべも〇〇へと(どこなのかが不明でしたが・・・)書いてあり、その道の下りには

木にピンクのリボンがつけてあるのが見え、こっちに降りた方がええかも・・・

またあの長ーい熊笹の中をまた帰るのはしんどいし!ってことになって

5分ほど降りたのですが、途中で木の目印のリボンが途絶え、道らしき道もなくなり

かなりの傾斜で、このまま降りていくのも危険と判断し、またその道を登り

頂上まで戻りました

やっぱり来た道を帰るのが一番安全なんじゃないかと熊笹の稜線を帰ったのですが、

途中でまた別の道を見つけ、下の方を見るとピンクのリボンがけっこう目印に

ついているのが判って、ネットには載ってはいなかったけれど

たしかに人が歩いた跡が道となって残っているので、こっちからの方が歩きやすいし

早く降りれそうだと判断、心の中で不安を残しながらも相方さんの後をついて行きました。

ひたすら傾斜で、半分すべりながら、木の幹や枝につかまりながら慎重に降りて

そのうちに、道のような跡もすっかりなくなってしまい、相方さんが必死に

次に結んである木のリボンを探しながら降りて行きます。

中には、枯れて下に落ちている木の枝にリボンがうす汚くなっているものもあり、

そんなリボンも見つけながら、とうとう右に行っていいのか、左の方がいいのか

さっぱりわからなくなってしまい、なんだか、これが遭難なんだろうか!?と恐怖感も

感じるほどに・・・木で覆われているのでほとんど空もみえず、まだ4時前だとは思うけれど

けっこううす暗いし、今からまたあの稜線に戻るのももう時間が足りないし

気持ちばかりあせってきたような・・・でも、相方さんは、このまま下ったら

必ずあの林道に出ると確信し、ここに居ても仕方ないからとにかく下ることに。

どれくらい下ったのか・・・何か下の方に白いものが見えます。

相方さんが、「道が見えたぞ」と早々と降りて行きました。

最後の方は、崖に近く斜面もかなり急で、とにかくすべって滑落だけはしないように

足元をしっかりと安定させて、しっかりとした持ちやすい木の幹を頼りに崖っぷちまで行き、

林道まで降りていた相方さんが、下から誘導をしてくれて、「その幹を持って、その根っこを持って!」と

指示をしてくれ、最後は太いツルをロープ代わりにして、崖っぷちを制覇

林道へと降りることが出来たのでした。

明るい青空が見えたのと、平らな林道にたどり着いたのとで、ホッとしたのと遭難と隣り合わせで

気持ちがいっぱいいっぱいだったのとで、もう目がウルウル

しばらく立ちすくんでおりました。


これが最後に降りた崖とロープ代わりに使ったツルの写真。

こんな道なき道を降りて来たんですよ・・・

私が滑り落ちずに怪我もなく降りてこられたのは、新調した登山靴のおかげでもありました。

靴の中でしっかりと足がフィットしているので、かなりの傾斜面でもすべらずに

力を入れることができたのだと思います。思い切って良い登山靴を購入してほんとに

この時良かったとつくづく思いました。


降りてきたのはもう4時。一時間かけて山を下ってきました。

そして、林道を30分くらいかけて歩き、車のある場所まで。




こんなに平地を歩くことが、しっかりとした道を歩くことが嬉しくて安心するなんて

今日初めてです

気持ちもだんだんと落ち着き、道沿いに咲いているお花たちを撮影。






30分ほど歩き、4時半にやっと車に到着。

今から高速に乗って帰るわけですが、なんだか温泉に入って汗を流したい気持ち・・・

そう思っていたら、どこかで風呂に入って行こうか?と相方さん。

やったぁ!!と思い、どこの温泉が良いか考えていたら、奥飛騨温泉に寄ってこか!と

相方さんの提案に、めちゃ嬉しくて、急遽、行き先を変更し安曇野からR158を走り、

安房トンネルを超えて、平湯に到着。

どこの立ち寄り湯に入るか考えて、「穂高荘倶楽部」と言うホテルが低料金で宿泊できるのを

思いだし、空いているかどうか聞いてみたら、問題なく泊まれるとのことでチェックイン。

チェックインと言っても、ホントの宿泊ではなく、仮眠室とかリクライニングチェアーなどで

温泉入浴付きで睡眠がとれるという施設。

もともと4泊5日で旅行予定だったから、当然明日も休み。だったら急がずに、低料金で

温泉に入ってから横になれるところだったら、それで十分だよねって。

ちなみにリクライニングチェアーだと1400円。仮眠室だと1900円。私たちは仮眠室にしたのだけど、

換気が良くなくって、息苦しさと暑苦しさを覚え、結局リクライニングで寝てしまいましたが・・・

お風呂はとなりにある併設の旅館と同じ源泉かけ流しのお風呂に入れ、

あまり宿泊客もいなかったのか、ほとんど貸切状態でゆっくりと入れました。

お風呂で判ったことですが、足や肩に擦り傷がいっぱい・・・

必死扱いて下ってたから、木に刺さっても打っても痛みは感じなかったんでしょうね(笑)




夜ご飯は、施設の御飯処でいただきました。

宿泊費を削った分、美味しい物を食べようと、飛騨牛なんぞを~

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そんなこんなで、急遽安上がりな三泊目を奥飛騨温泉で過ごし、

朝5時に起きて朝の温泉を堪能してから出発。

せせらぎ街道を走って、無事に午前中に自宅に到着したのでした。

なんで、もっとゆっくりしなかったのか?

この日、午後から雨との予報だったので、相方さん、ゼファーを取りに行きたかったとのこと。

案の定、荷物を片付けたら、そそくさとバイク屋さんへ。



せっかくの5連休で、遠方にツーリングに行きたかったですが、

三連チャンで低山登山・・・もなかなかのスリルで良い経験をしました。

いくら低山でも、しっかりと計画を立てて安全に下山する!これが大切だって

改めて勉強になりました。誤って滑り落ちてたら、怪我では済まなかったと思います。



長々と読んでくださり、ありがとうございました♪





いつも読んでくださりありがとうございます。
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